Note

2001.03.01 哀悼 久和ひとみさん

昼下がりのひと時、テレビを見ていたら突然「ニュースキャスターの久和ひとみさんが亡くなられました」と慌てた様子で芸能デスクがテレビで伝えた。

「んっ?」「まさか…」

私は久和さんとは直接面識も無いが彼女が担当していたテレビ東京の報道番組「TXNニュースアイ」を初回から見ていた。

「宮田、大岡コンビに負けないように頑張ります!」

これはテレビ東京の宮田鈴子記者と大岡アナウンサーが担当していた番組「TXNニュースワイド夕方いちばん」の最終回のエンディングで宮田キャスターが「来週からのこの時間のニュースはこのお二人がお伝えします」と言って斎藤アナウンサーと共に紹介された時の久和さんの言葉の一部だ。

初めて久和さんのことを知った私はこの人はやる気のある人だなと思っていた。

久和さん最後の出演となったあの時も番組を見ていた、風邪でも引いたのかなと思っていた、暫くしても復帰しないので何かの病気なんだろうが復帰するだろうと思い斎藤、末武コンビのニュースアイも普通に見ていた。

まさか知らないうちに大病と戦っていたとは思わなかった。

病床で癌細胞が全身に転移し、全身に激痛が走るのを止める為、そして、もう駄目だと医師から説明を受けた母親が苦痛を和らげてあげるためモルヒネを注射する事を承諾した。

「座ってでも出来るんだから早くやろうよ...」
「四角い窓から世界が見える,,,」

病床でモルヒネの副作用の幻覚作用に陥った時も久和さんはキャスターとしてニュースを伝えたいという意志を貫こうとした、「四角い窓から...」というのはテレビを通して世界の事がわかるという意味だろうか。しかし久和さんは遠い天国へいってしまった。40歳はあまりにも早すぎる。

私はこれから私が知る前の久和さんのことを知るために久和さんの著書を読もうと思う。久和さんのいつでも前向きな姿勢とか、考え方、価値観、出来るだけ多くのことを知りたいのだ。

もし仮に自分の人生が40年で終わると知ったとき私は一体何を考えるのだろうか。

テレビなどで報道された物をもとに、
駄文ながら追悼文を書かせていただきました。
久和ひとみさんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。